天才詩人こうやまあきらのブログ!

パワースポット巡り100ヶ所、野球観戦100試合、日本酒100銘柄の年間トリプル100を目指して

北海道パワースポット巡り① 【旧ブログより】

 

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より強いパワースポットを求めて全国を旅するカテゴリー

 

パワースポットとは何か?

ウェブを見れば、それこそ風水師、占い師、スピリチュアル・カウンセラー、パワースポット・マニア・・・と、さまざまな立場の方が独自の定義をもっておられるようです。

このわたしも定義をもっていて、その定義は「与えられた限りある命を、せいっぱい生きていく上で、そのエネルギーを充電できる場所」というもの。具体的には、「こめかみ辺りに、キーンという痛みがくる場所」を指します。この感覚はわたし独自のものであり、ほかに聞いたことがないのですが、その能力にはかなり自信をもっているのです。

そんな(自称)第一級パワースポット鑑定士が「年間100ヵ所」を目指してパワースポット巡りをおこないます。

 

 

2013年の9月に北海道でパワースポット巡りをやりました。その日記を2回にわけてアップします。

「東京→新青森→函館→札幌」珍道中記 2013/09/23

(1)東京駅→新青森駅
16日の早朝、新青森駅行きの東北新幹線に乗るべく東京駅へ。午前7時前に到着。8時20分の出発まで、地下の飲食店で時間をやりすごす。しかし、何を飲んでも食べても、まったく味がしない。西から迫りくる台風の足音がもうすぐそこまで近づいているんで、心配で心配で何を食べても味なんてしやしない・・・。
コーヒーを飲んでいると、新横浜〜品川駅間が不通になったとアナウンスが入る。もう台風はすぐそこまで来ているようだ。あぶない。東京に来る前に、なんとしてでも出発してもらわないと。というのも、明日から大事な札幌出張。そのためには、今日中に、新青森から函館を経由して札幌まで行かなきゃならんのよ。
いてもたってもいれなくなり、駅ホームへ様子を見に行く。そこですざまじい光景を目撃。ホームに、横なぶりの強風強雨が打ちつけている。ここ東京が止まるのも、もはや時間の問題だろう。時計を見ると、出発時間まで後30分も残っている。ああー、神様、助けて!それまで台風を止めておいて!と祈る。
出発時間にやや遅れて、ホームに車両が入ってくる。あ、きた!きた!きた!さっさと出発してくれー!と飛び乗ろうとしたら、ドアがぴしゃっと閉まって、「車内清掃をしますので、しばらくお待ちください」などというノンキなアナウンスが入る。「ぷっ!この非常時に、きっちりマニュアル通りにお掃除ですか?」と、思わず苦笑する。永遠に続くかと思われた掃除が終わり(じっさいは5分ぐらいかな)、車両に飛び乗る。まるで銀河鉄道999号が、銃撃してくる機械化人の追っ手をギリギリ振り切って出発するかのように、台風の追撃をギリギリ振り切って出発する。なんとかセーフ。間一髪脱出することに成功したようで、ホッ。軽い眠りにつく。
盛岡あたりを過ぎたこところで、車掌さんの緊急アナウンスに起こされる。「速度を制限して走ってきたために、新青森駅への到着が遅れております。このままでは新青森駅で接続するはずのスーパー白鳥に間に合わないかもしれません」と言う。ええっー、もしそうなったとしたら、おれたち、どうなるの?車内が心配でざわつきだす。車掌さんが続けて「こちらが到着するまで、特急の出発を待っていてくれるよう、『わたしが上にかけあいます』ので、もうしばらくお待ちください」と言い放つ。「うわっ、かっこいいなあ」と思う。「(おそらく乗客全員がそうしたように)がんばれー、がんばれー、車掌さん!」と心の中でエールを送る。しばらくすると、車掌さんがきっぱりとした声で「えー、特急との接続が了承されました」とアナウンスが。(おそらく乗客全員がそうしたように)心の中でパチパチパチと拍手をおくる。生まれて初めてJRの車掌さんが、頼もしくかっこいい存在に思えてくる(しつれい!)もしかして、今日はツイているのかも・・・。


(2)新青森駅→函館駅
新青森駅で無事に「スーパー白鳥函館行き」に乗り換える。順調、順調。ところが青函トンネルに入った直後にアクシデントが発生!突然、車掌の切迫した声で「緊急ブレーキをかけます!つかまってください!」というアナウンスが入る。つぎの瞬間、ものすごい揺れが起こって、いきなり車両が止まる。シーンと静まり返る車内。しばらくして「トンネル内に転がっていた倒木に車両がぶつかりました」というアナウンスが入る。ざわつく車内。またしばらくして「運転士が倒木を取り除く作業をしておりますので、そのまましばらくお待ちください」というアナウンスが・・・。どうやらトンネル内に閉じこめられてしまったようだ。窓の外を見ると、真っ暗。気をまぎらわそうとスマホでネットを見ようとしても圏外でつながらない。だんだん息苦しくなってくる。閉所があまり得意でないぼくには、ちょっとした極限状態。悪夢のような時間となる。ああ、やっぱり今日はツイてないなあ。
けっきょく1時間ほど経って、運転が再開される。電車が動いたときには、ほんとホッとしましたよ。もう、あんな思いは二度としたくはないですね・・・。


(シーンと静まり返る車内。電車が動くのをじいっと待っています)

 


(3)函館駅→札幌駅
なんとか函館駅に到着。ここから「北斗札幌行き」に乗り換える。ところが、青函トンネルで1時間遅れたために、指定席の予約をとっていた号には間に合わず、つぎの号に乗ることに。すると、遅れて乗り継いできたわれわれは、すでに指定席は満席だからという理由で、自由席の方へ回される。いやーな予感。そうしたら、あーやっぱり、自由席もすでに満席状態、立って乗るはめになる。「ちっ!こっちは毎日、東京の満員電車で鍛えている身。これしきの移動、何でもないやい!」とたかをくくっていたら、車掌さんに大変なことを知らされる。すみません、北海道をナメてました。函館から札幌なんて特急で20分ぐらいかと思ってました。(ついでに言うなら、札幌から釧路も旭川も、阿寒湖も摩周湖も、それぞれ特急で20、30分で回れるぐらいの距離だと思ってました)。まさか、まさか、函館から札幌まで4時間もかかるとは。まさに、でっかいどー、ほっかいどー、ですね。
朝早く出てきたのと、途中の心労で、もう疲労困憊。ガタンとひと揺れするたびに、ズンズンと足に衝撃が2倍になって響いてくる。重い営業カバンを肩にかけ、重い旅行バックを片手に持って1時間、2時間。泣き言の一つや二つも言いたくなってくる。「あー、疲れたー」「もう、だめだー」すっかり弱気になっていると、ふいに、外の風景が目に入ってくる。そこに見えるのは北海道の大自然。ここの自然は「あー、やっぱり自然っていいよねえー」とか「あー、空気がおいしー」とか、東京人が求めるような「いやしの自然」ではない。無人の大草原に、深い原生林、置いていかれたら「死につながる厳しい自然」なのである。しかし、これが本来の自然の姿ではなかろうか、今まで東京暮しが長すぎて、すっかり大事なものを忘れてきたことに気づく。「こりゃあ、泣き言を言っている場合じゃねえ、ここ(北海道)じゃあ、強い心がなければ生きてゆけねえんだ!」と身が引き締まる。しだいに心の中に「野生の炎」がよみがえってくる。あー、なんか燃えてきたー!!
もし、そのまま指定席に座れて、快適な旅をしていたら、スマホをいじくって、ジュースでも飲んで、ウトウトしながら、「あれっ、なんだもう札幌まで着いちゃったの。あっという間だったなあー」なんて、ふぬけた心のままだっただろう。立ちっぱなしになったことは、自然の持つ本来の厳しさに気づかされ、強い野生の心が呼び覚まされたという点で、幸運なことだったのかもしれません。
やっぱり今日はツイてるのかなあ。


(こんな感じで立っていました。足がガクガク)

  

≪明日は札幌のパワースポット巡りです≫

 

パワースポット巡り(137)(138)琴似神社、白石神社  【開拓者魂三兄弟 前篇】  2013/09/24 

北海道の歴史とは開拓の歴史。ご先祖様たちが血のにじむような努力をして、あるいは命をかけて切り開いてきた苦難の歴史なのであります。その苦労を思うにたびに、心にぐっとくるものがあります。常日頃から、「われ、文章表現界の開拓者とならん」という意気込みで詩やブログを書いているぼくにとって、北海道は絶対に行きたい聖地なのです。その中でも、とくに行きたい場所があります。開拓者の守護神を祭った三つの神社です。
そこで、北海道へ渡り、「開拓者をテーマにしたパワースポット巡り」をすることにしました。 


まずは、「こと煮」・・・あ、変換ミス!まずは「琴似」神社からです。かわいい響きの神社ですが、この神社こそ北海道を代表する開拓者「屯田兵」を祭る神社になります。
まずは、入口の鳥居付近。もう、ここら辺りから、「キーンとパワースポット特有のこめかみ辺りにくる痛み」がきました。

 
拝殿のまわりからもきます。

 
そして、なんといっても、拝殿の右奥に建っている屯田兵の屋敷です。この建物に近づくと強くきます。屋敷の中に入ってみると、使われていた用具が展示されていたり、暮らしぶりが再現されています。屋敷内はさらに強力なパワーが立ちこめていて、さらに強くきました。ここで暮らしていた方の、今なお尽きることのない開拓者魂、すばらしいですね。その熱いパワーを充電させていただきました。ありがとうございました。
最後に、記帳するノートが置いてあったので、この感動をしっかり伝えなければと思い、しっかりと自分の住所をアパート名まで書いて、こうやまあきらと記帳したら、ページの上の方に小さい字で、「個人情報保護のため住所は書かないでください」と書かれていました。そういうことは、もっとわかりやすい所に、書いておいてくださいよ(苦笑)

パワースポット巡り(137)「琴似(ことに)神社」

 
つぎに行ったのは白石神社です。なんでも初詣の参拝客数が北海道で第2位なんだとか。有名なのが、この池の周囲を取り囲んでいるお稲荷様や弁天様たち。確かにこの辺りもパワースポットらしくてきます。

 
が、さらに強くくる先をたどっていくと、
病院の駐車場と隣接する、この木のあたり、とか、

 
倉庫かなんかでしょうか、この建物あたりに着きました。

 
しかし、奥からさらに強くくる先があって、たどっていくと、そこにあったのが「白石村の開拓碑」でした。血のにじむような努力で切り開いた開拓者たちは、今もなお、この土地を守り続けているようです。その強い志と、子孫たちへの深い愛情に心がぐっときました。
その熱いパワーを充電させていただきました。ありがとうございました。ぱん!ぱん!っと。

パワースポット巡り(138)「白石神社」

 
《つづく》

 

パワースポット巡り(139)開拓神社、北海道神宮【開拓者魂三兄弟 後篇】  2013/09/25 

みなさん、口に出して「北海道神宮」と言ってみてください。
どうです、雄大に響くでしょう。なにしろ、「北海道」と「神宮」の組み合わせですからね。「でっかい×でっかい」組み合わせにより、名前の大きさでは日本屈指の神社だと思われます。で、この神宮の中に、どうやら、その名もズバリ「開拓神社」という神社もあるんだそうです。この神社こそが、北海道すべての開拓者たちの守護神らしいのです。
いよいよ、「開拓者をテーマにした今回のパワースポット巡り」最後の大物である「北海道神宮」に行ってみました。

 
地下鉄駅「円山公園」で降りたところ、神宮に向かうこの辺りで「こめかみにキーン」ときました。これぞ、パワースポットがあるときにくる特有の痛み。この分だと、これから先もかなり期待できそうです。

 
円山公園に入って北海道神宮の案内版を見ながら進んでいくと、ありました「開拓神社」です。ただ木を組んだだけの、いたって簡素な造り。しかし、これがいいんですよ。開拓者にゴテゴテとした装飾品は似合いませんから。境内に入ると、けっこう強めにキーンときました。
ぼくは頭を下げて「前人未踏の荒れ地(=詩やブログ)を耕し、農作物や草花を植えて、緑豊かな大地に変えてゆきたい、そしてその緑の大地を自分だけでなく後生の人たちに残してゆきたいと考えております。そのために、努力してゆきますので、叱咤激励をよろしくお願いいたします」とお願いして、ぱん!ぱん!っとしました。

 
するとそのとき、ぼくの足元に何か黒い影がちょろちょろっと走っていきました。なんだ!?と驚いて、その影を追って見るとリスでした。おおっ、「このリスは『開拓神社のお使い』なのでは!?」と思いました。ぼくの願いを聞き入れてくれたのでしょうか。ありがとうございます。このリス君にも、ぱん!ぱん!っと。

 
しばらく進むと、北海道神宮の本体の境内に着きました。やっぱり名前の雄大さの通り、かなり広めです。雰囲気は明治神宮に似ていますでしょうか。

 
でも、ここで一番くるパワースポットは、この境内ではないようです。一番くる場所は、境内を出た所にある社務所と隣にある道場のような建物でした。とくに、この社務所の前にある自販機あたりからは、かなり強くきます。
みなさん、この神宮に来たら、ここでパワーを浴びたジュースを飲んで充電しましょう~!

  

さあ、これで開拓者の守護神たちを見方につけたぞー!今後の活躍に期待してください!